作成日:2024/11/26
(更新日:2024/11/26)
パソコンの動作が遅くなってきた人「仕事でWindowsのパソコンを使っています。最近パソコンの動作が遅くなってきました。メモリの容量が足りないのでしょうか。パソコンのメモリ容量の目安について、パソコンが苦手な私でもわかるように教えてください。」
こういった疑問に答えます。
Contents
本記事のテーマ
パソコンのメモリ容量、どれくらいが最適?【修理屋が解説】
記事の信頼性
記事を書いている私は、パソコンサポート歴10年ほど。
300社ほどの企業のパソコンサポートを担当していました。
今ではパソコン修理会社を設立して、年間1,000台以上のトラブル対応を行っております。
この記事から得られる事
Windowsのパソコンで、用途別におすすめのメモリ容量について解説します。
パソコンの動作が遅くなってきた人は、メモリ容量の見直しにより改善される可能性があります。
この記事を読むことで、使用用途に応じた最適なメモリ容量についてパソコンが苦手な人でもわかります。
パソコンの使用用途に応じたメモリ性能の目安について紹介します。
メモリ容量の選択は、パソコンの性能と作業効率に直結します。用途に合わせた適切な容量を選びましょう。
・パソコンの動作が遅く感じる方。
・新しいパソコンの購入やメモリ増設を検討している方。
パソコンのメモリ容量、どれくらいが最適?【修理屋が解説】
パソコンの動作速度や快適さは、メモリ容量に大きく依存します。適切なメモリ容量を選ぶことで、作業効率が向上し、ストレスのない操作が可能になります。以下に、用途別のメモリ容量の目安をまとめました。
最低限必要なメモリ:4GB
Windows11の動作には最低4GBのメモリが必要とされています。しかし、これはあくまで最低限の容量であり、実際の使用感としては動作が重く感じることが多いです。
事務作業用:8GB
ワードやエクセルなどの事務作業や、インターネット閲覧を主に行う場合、8GBのメモリが推奨されます。複数のアプリケーションを同時に使用する際も、8GBあればおおむね快適に作業できます。
快適な使用感:16GB
事務作業に加えて、オンライン会議アプリ(Zoomなど)を使用する場合や、複数のアプリケーションを同時に操作する場合、16GBのメモリがあると快適です。Windows11時代においては、16GBが一つの基準となるでしょう。
著者も年間数百台のパソコンを販売しておりますが、現在はメモリ16GB以上のパソコンを提案するようにしています。Windows11は意外と重いので、メモリは16GBは欲しいことろです。
高負荷作業向け:32GB以上
動画編集や画像作成、ゲームなどの高負荷な作業を行う場合、32GB以上のメモリが推奨されます。大量のデータを扱う作業では、十分なメモリ容量が必要です。
メモリ容量の確認方法【Windows11】
現在使用しているパソコンのメモリ容量を確認するには、以下の手順を行ってください。(Windows 11の場合)
【手順】
①画面下にあるスタートボタンを右クリック
②「システム」を選択
③「デバイスの仕様」欄にある「実装RAM」でメモリ容量を確認できます。
メモリの増設について
パソコンの動作が遅く感じる場合、メモリの増設を検討することで改善が期待できます。ただし、メモリの増設や交換には専門的な知識が必要となる場合があります。特にノートパソコンや一体型パソコンでは、メモリの増設が難しい場合もありますので、専門家に相談することをおすすめします。
まとめ
パソコンのメモリ容量は、用途に応じて適切なサイズを選ぶことが重要です。一般的な使用には8GB、快適な操作には16GB、高負荷作業には32GB以上が推奨されます。現在のメモリ容量を確認し、必要に応じて増設を検討してみてください。