作成日:2020/12/13
(更新日:2020/12/13)
パソコンの出張修理を始めようと思っている人「現在パソコンの修理を店内で行っています。お客様から来てほしいと言われることがあるので、出張修理を始めようと思っております。出張修理を行う際に必要な道具やあると便利なものを教えてください。」
こういった疑問に答えます。
Contents
本記事のテーマ
パソコンを出張修理する際に揃えておくと便利なオススメ道具一覧
記事の信頼性
記事を書いている私は、パソコンサポート歴6年ほど。
200社ほどの企業のパソコンサポートを担当していました。
今ではパソコン修理会社を設立して、年間500台以上のトラブル対応を行っております。
この記事から得られる事
パソコンを出張修理する際に揃えておくと便利な道具について紹介します。
実際にパソコンの出張修理を行ってきた筆者が、経験に基づき必要と感じた道具を紹介します。
今回はパソコンの出張修理を日頃から行っていて、出張修理歴5年の筆者が、持っておくと便利なアイテムについて紹介します。
工具関係
まずはパソコンの修理に欠かせない、工具関係について紹介します。
精密ドライバーセット
パソコンの中を開ける際に基本的に必要となるのが、ドライバーです。
海外製品は星型ネジを使用していることがありますので、ネジの種類が多いものがおすすめです。
こちらは筆者も使っている製品です。星型ネジも揃っているのでmacbookの分解も可能です。
ノートパソコンのカバーを開ける際の補助ツールもついており、傷をつけずに開けやすい工具が揃っています。
ホームセンターで売っているものよりも相当安く、ネジの種類も多いのでオススメです。
HDD→USB変換アダプター
パソコンが正常に起動しない際には、HDDを他のパソコンにつなげて修復を行うことがあります。
起動しないパソコンのデータを取り出す際には必須アイテムとなりますので、1台は用意しておきましょう。
こちらも筆者が使っている製品です。USB3.0で、データの高速伝送ができます。
様々なHDDの形状に対応していてオススメです。
M.2 SSD→USB変換プラグ
M.2 SSDの故障診断やデータ復旧の際に必要となるものです。
USBに変換して、データを取り出すことができます。
こちらも筆者も使っている製品です。様々な形状のM.2 SSDに対応しています。
静電気防止手袋
静電気によるパソコンの故障を防ぐために、あると安心なのが静電気防止手袋。
手の怪我も防いでくれるので、手袋をして作業をするようにしましょう。
こちらの製品はサイズがS,M,Lあるので、自分に合うサイズを選べます。
滑り止めがついているので、小さいネジもつかみやすいです。
掃除用具
パソコンの中は開けることが基本無いので、ホコリがたまっていることがあります。
清掃用のクリーナーやエアダスターがあるとお客様も喜ばれます。
ボタン電池(CR2032)
パソコンの電源関係のトラブルで多いのが、内蔵電池切れです。
コンビニとかでも売っていますが、高いので事前に買っておくと良いでしょう。
パソコン用品
続いて、パソコン用品を紹介します。
外付SSD
データを移行する際に無くてはならないのが、外付SSDです。
これまでは外付HDDが一般的でしたが、SSDの価格が安くなってきたので、どうせ買うならSSDのほうが速くてオススメです。
500GB程度あれば十分です。
外付DVDプレイヤー
市販のソフトなどを再インストールする際に、ディスクからインストールすることがあります。
その際に、DVDプレイヤーが内蔵していないパソコンの場合困りますので、外付DVDプレイヤーは必須です。
筆者も使っている製品で、書き込みにも対応しており、Macでも使用できます。
有線キーボード&マウス
たまにキーボードの故障で文字入力ができない場合があります。
動作確認のために、中古で良いのでキーボードとマウスは持っておいたほうがいいです。
パソコンによっては有線しか反応しない場合がありますので、有線のものが無難です。
中古モニター
こちらも動作確認用のために、モニターの予備を持っておくと便利です。
画面が映らないトラブルはよくあるので、VGA,HDMI対応モニターをケーブルとセットで用意しておきましょう。
Win10インストール用USB
こちらは事前に作っておくことをオススメします。
パソコンをクリーンインストールする際に使用します。
作り方については、過去の記事で紹介しております。
LANポート付きノートパソコン、LANケーブル
ネットワーク関係のトラブルで、ルーターの動作確認をする際に使用します。
一緒にLANケーブルも用意しておきましょう。
空のDVDディスク
なにかソフトやドライバーを使用する際に、空のDVDディスクを使用する事があります。
ブルーレイディスクではなく、DVDディスクを選びましょう。
※ブルーレイディスクは対応パソコンが限られる為
SSD、HDD
ハードディスクやSSDが壊れている場合、別のSSDに部品交換してOSを入れ直すことになります。
なので新品のSSDやHDDを持っておくと、現場で修理が可能なので時短になります。
とはいえすべての容量を揃えるのは大変なので、SSDは500GB、HDDは1TBのものを揃えておけば良いかと思います。